2012年9月29日土曜日

9/28 フクイ夢アートWS1日目!

みなさんこんにちは。
3年のきたさんこと、北川です。
 
本日9/28 フクイ夢アートにて「空間インスタレーション」が始まりました!
去年の夢アートで「土のインスタレーション」を行ってくださった森田一弥さん、久住有生さん、さらに今年は建築家の前田茂樹さんを加えてのWSとなります!
 
今日は先日から準備しておいた型枠に、とうとう版築でベンチの座るところを作っていく作業です。
 

写真の外側の枠に3種類の土、砂利、セメント、水を加え練り混ぜた混合物を流し込み、


ハンマーの先に鉄板を溶接した通称「版築ハンマー」を使い
土の混合物をうち固めていきます。

現場は、ハンマーで土を固めていく人、土を調合する人、土を運ぶ人。
みんな土まみれになりながら、ひとつのモノをつくっていく。とてもすばらしい空間でした。
作品が完成すれば、この空間がもっとすばらしい空間になると思うと、
むっちゃワクワクです。むふふ///


ところでみなさん、写真を見てお気づきでしょうか?
内側の枠に砂利(クラッシャー)が盛られているのを…

この盛っているクラッシャーを固めていく作業を行ったのも今日なのですが、

ここまで運ぶ作業は前日に行いました。
その量、実に8トン(笑)

 
はい、ドーーーン。

ええ、そりゃもう笑うしかなかったですよね。

といった10数人しか体験していない秘話もおりまぜながら、ブログをおおくりしております。


さて、気づけば本日の作業も終盤。

固めた土に凹を作る工程に移りました。
この凹は一体何のために作られているのか…
謎だ…

ということで職人さんに聞いたところ、
土は翌日になると乾燥などの影響で表面に膜のようなものができ、
その状態で平らなままな土に、新たな土を乗せて版築していっても、
その接合部分から土が剝がれてしまうそうです。
なので凹を作り、土と土のかみ合わせを良くし、剝がれるのを防ぐようです。

土の性質からうまれる工法。
土に浪漫を感じます。むふふ///



この工程が終わり、本日の作業は終了となりました。
29日最終日はここから、「土間のたたき」という工法で
仕上げを行っていきます。

みなさん明日は空間インスタレーション最終日です。
はりきって、がんばっていきましょーう!

僕も、現場でしか経験できない作業や雰囲気を楽しんでいきたいと思います。


以上。きたさんでしたー

2012年9月26日水曜日

フクイ夢アートその2!


さて皆さんいかがお過ごしでしょうか
夏休みも大詰めですね。

「夏休み最後の思い出を作りたい!」

そんなあなたはぜひ28、29日は福井市の中央公園へどうぞ!


そんなこんなで本格始動してきてます、インスタレーション作成
本日の動きとしては
段ボールによる背もたれになる部分の角度のスタディ、
僕は吉田さんと前日同様に型枠作りの立ち合いでした。

そしてお昼頃に型枠が完成しましたー




正面奥に写っておられるのが今回お世話になるアーティストのお一人
前田茂樹さん(建築家・大阪工大教授)、のお知り合いで今回のデザインを担当された
吉田甫さん(Dominique Perrault Architecte所属)。
ビザの関係で今現在は日本に帰国されており、フリーで色々やられているそうです。
イケメンかつおしゃれな方です(笑)




よくよく考えるとものすごい人と絡ませていただいてるな・・・





そして職人さんの手によってどんどん組み立てられてゆく型枠。


ここの平行な中に土による版築をします。
三角の内側はクラッシャーといって砂利を詰めてゆきます。
この作業を27日にやります。
版築の作業は28日、29日ですね。


現場で見ると分かりますがけっこう大きいです。
実は元々の設計図はもっと大きかったです。土の関係などで少し小さくなりました。

現場にて型枠サイズの擦り合わせを素早くやられるプロの腕前はさすがの一言。


さて午後からは
引き続き曲線のスタディを、
僕はツギを引き連れて、明日以降使うセメントや細かな機材の搬入をしました。
25kg × 50袋すごい量でした。


これが30なんで+もう20ですね(笑)

みなさんすごいことになるので一輪車等で運ぶときはココロしておくように。




そして背もたれのスタディも終わったようで
北さんからこんな写メが送られてきたので転載しておきます


この角度にそって均していく予定です。
いい感じですなー
作るの手伝ってくれたみっちーたちもありがとー

明日から本格的に土とかをいじりだすので楽しみです。
有名な言葉で言うならオラスッゲーワクワクすっぞ、です。

参加されるみなさんサイヤ人な気分で張り切って、楽しんでワークショップやりましょう


では作品の経過はおってお知らせしますのでお楽しみに!

woodyでした