2015年6月4日木曜日

6/2のSAK ―そうだ、香川へ行こう―



こんにちは。


最近のブログ出現率が高いツギです。


前回、僕が書いたブログで話題にした壊れて修理に出していたアイフォンが


無事に復活しました!!


ブログご覧の方にもご心配をおかけしましたが、僕のアイフォンは今日も元気です。


そんな誰も心配してない話はさておいて


タイトルにも書いてありますが、夏休みに香川県に建築旅行に行くことになりまして、


今回は各々が香川県の建築を下調べしてきて、発表することなりました。


SAKの代表のきゃおりんは村上徹さん設計の庵治町役場(現高松市庵治支所)です。


敷地の真ん中にガラス張りの議場を配置して議会の様子を町民が外から眺められるという


なんとも大胆な設計です。


そしてここ庵治町は11年前にヒットした映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の舞台になった


場所でそれに関連する展示もされていて、カップルの観光客も多いんだとか。


ちなみに僕はカップルを見てもうらやましいとか思わないですよ。


ちっともうらやましくないんだからっ!!



はい、次いきますね。


新入生のみのりちゃんは香川県庁舎を調べてきてくれました。


設計者はご存じとは思いますが、”世界のタンゲ”こと丹下健三さんです。


東館は丹下さんの初期の代表作で、今では高層ビルでは当たり前になっているコア・システムを


日本で初めて導入したり、当時珍しい異形鉄筋による鉄筋コンクリート造など


木造建築をイメージさせるデザインはもちろんのこと


技術的にも革新的な建築です。


みのりちゃんは建物だけでなくその地域の歴史まで調べてきてくれました。


いや~、素晴らしい!!


期待の新人ですね。


僕も頑張らなければっ!





最後は僕が香川県立体育館を紹介しまーす。(さくっと資料をつくりました。)


この建築も丹下健三さん設計で1964年に竣工したものです。


この年は東京オリンピックが開催され、代々木体育館と東京カテドラルと香川県立体育館という


3つの名作が誕生した年で「丹下健三、神の1年」と勝手に命名しています。


3つの建築に共通する特徴として構造を始めとするテクノロジーと意匠がうまく融合している点


であると思います。


吊りケーブルと4本の柱で屋根を反らすことによって空間に開放性をもたらしています。


ピロティを思わせるような1階ロビーはコルビュジエの影響を受けた丹下さんらしい表現


だと思いました。


3つの作品の中で唯一直接見たことのない作品なのでぜひ行ってみたいのですが


現在は閉鎖されていて内部を見学することができないそうです。


ただ、外観だけでも拝んできたいと思います!!






資料を見ながらわちゃわちゃとやっております。


来週も香川県の建築について(来週は島中心)調べてくるのでお楽しみに!


今週はこれくらいにしておきます。


カップルが死ぬほどうらやましいツギがお送りしました。


ごきげんよう。